題名を見ると本当!?と思わず疑ってしまいますが、この本を読んで見ると、あながち間違いでないなと思います。
割と有名な事も紹介されていますので、全く知らない事ばかりではないですが、覚えていると参考になる事が沢山載っています。
こういう本を読んでも、なかなか覚えられなくて、あっそうだった!と思うことがしばしばです。
願わくば皆さんも、この手の本は、読んだ後、すっかり忘れて欲しいと思います。(笑)
ポイントは以下です。
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レオナルド・ダ・ヴィンチも、人間の持つ特性をこう嘆いている。「見ることなく見る、聞くことなく聞く、感じることなく触れる、味わうことなく食べる、筋肉を知覚することなく動く、においを嗅ぐ事なく息を吸う、考えることなく話す」「視線で納得させられなければ、唇で説得もできない」オーストリアの劇作家フランツ・グリルパルツァーはこう明言した。口が開いていると「もっと情報が欲しい」という欲求を示しているとすれば、固く閉じた唇は、正反対のことを意味している!会話をしている相手が急に、かしげていた首をまっすぐに戻したら、それは相手が何かに納得していないか、困惑している表れだ。たいていこのサインと同時に、目線や口の表情の変化も起きるものだ。相手が会話に積極的か消極的かを知りたければ、足をちらりと見るといい。人間観察をするときは、相手の中に入っていて、その思考に入り込むように試みてほしい。その人の次の行動を予測できるだろうか?もしあなたがその人だったら、次の瞬間にどんな行動をとるだろうか?その立場に徹底的に入り込んでほしい。思考と表情の関係は一方通行ではない。思考が身体の姿勢や動作に現れると同様、身体の動きや姿勢が、思考や感情に影響する。暗示は意識的であれ無意識的であれ、暗示を受け入れてその効力を信じた時にだけ効果がある。力と自信をもって宣言をすれば、単純な要求も同じになりうるということだ。とにかく「ノー」と思いながら「イエス」というのはストレスのもとになるため、たいていは「ノー」と答える。質問をするときに、軽く首を横に振りながら聞くと、成功の度合いが高まる。相手に「イエス」 と言わせたいのなら、確認をするように首を縦に振りながら言うのだ。人間というものは、何でも疑ってかかる傾向があり、何にでも理由を見つける。誤解されないように、本当の理由をすぐに伝えるのが良いだろう。一度に二つの指示を与えられると、相手はどちらの支持を先に断ればいいのかわからなくなり、結局は両方の指示に従ってしまうのだ!私たちは、自分の名前を聞くのがとても好きだ。その事実は活用してほしい。あなたが何か提案する時には、相手の名前を呼びかけた方が相手は心を開くのだ。たった今から、誰かと知り合いになるときには、初めて会ったその場で名前を覚えてしまうと決意すること。それだけだ。フォア教授もすべての学生に一語一句同じ文章を手渡ししていたのだ。絶対に相手の興味を惹くことができる7つのテーマ1恋愛、パートナーとの関係、セックス2お金3仕事4健康5旅行6知識と知識の習得7希望、幸運、願望、将来の計画恋愛、お金、仕事、健康は通常、他のテーマよりも重要だと見なされている。誰かと話をしたいなら、この四つのどれかを話題にすればよい。念頭に置いておくといいのが、誰もが自分のことを話すのが好きだということだ。相手と、ここにあげた話題について話をすることができたら、あなたは何かしら印象に残る話ができたというわけだ。「直感」というテーマに興味があれば、マルコム・グラッドウェル著の「第1感『最初の2秒』の『なんとなく』が正しい」をお勧めする。グラッドウェルは、理性より直感のほうが明らかに優れていることを証明している。誰から何を言われても、意欲を失わないでほしい。あなたが何を考えるか、そして何を志すかは、あなた自身に権利がある。
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恋愛、お金、仕事、健康、この4つはいわば、会話の鉄板ネタだと言っています。
今まで、話が持たず、気まずい思いをした記憶がありますが、この話題を用いることで、話が繋がっていくのではないかと思います。
それがわかっただけでも、収穫だと思いました。
会話に困っている方は是非、読んでみて下さい!